藤枝宿は、東海道22番目の宿場町で、徳川家康公が鷹狩りのために度々訪れた「田中城」の城下町としても栄え、旅人や近在の人々を相手にした商店、刀鍛冶など武士相手の店などが軒を並べていました。また、赤石山脈や志太平野、そして太平洋につながる場所に位置し、古くから交通の要衝としてだけでなく、山間地からお茶や椎茸、平野から米、海から魚介類など様々な品物が届き、市場としても栄えていました。