江戸時代、薩埵峠を越える旅人たちが立ち寄った「間の宿西倉沢」は、旅の疲れを癒す憩いの場でした。そこで提供された「さざえのつぼ焼き」は、かつて歌川広重の浮世絵にも描かれ、地元の海の恵みを活かした名物料理は旅の楽しみの一つでした。薩埵峠から見える駿河湾の風景や、湾で獲れるさざえが旅人に与えた感動を追体験できる料理となっています。(単品での提供となります)